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【無垢材との付き合い方】体も心も快適に過ごすためのフローリングのお手入れ方法

2019.04.08

自然素材のお家を作るブルックリンスタイルハウスのお客様の中で「無垢材」をご希望されるご家族は多くいらっしゃいます。無垢材の魅力は、その心地よい肌触りと、経年変化を楽しめる美しい見た目。しかし、無垢材というと、扱いが難しいと思われる方も多いようです。実は無垢材であっても、メンテナンスのポイントをおさえておけば長く快適に使うことができます。今回の記事では、体も心も快適に過ごしていくための無垢材を使ったフローリングのお手入れポイントをご紹介していきます。

無垢材の仕上げを理解してからお手入れをしましょう

無垢材の仕上げには、オイル塗装とウレタン塗装があります

無垢材の仕上げは、大きくウレタン塗装とオイル塗装に分けられます。ウレタン塗装は、床材に薄い膜を作る仕上げで、傷や水に強い特徴があります。一方、オイル塗装は自然油を床材になじませた仕上げで、無垢の素材感や風合いを楽しめるのがメリットです。このように、塗装方法や仕上げ方法によっても、無垢材のお手入れ方法は変わってきますので、まずはどのような仕上げになっているのか確認しましょう。

無垢材の仕上げには、オイル塗装とウレタン塗装があります

ウレタン塗装で仕上げた無垢材のお手入れ方法

ウレタン塗装によって、一度床材の上に膜ができているはずです。これによって、無垢材のフローリングであっても汚れにも強い状態になっているので安心です。ウレタン塗装の無垢フローリングの日々のお手入れは簡単。普段通り、掃除機でごみをとったり、気になる汚れは固く絞った雑巾でお手入れをしていけばよいでしょう。

ウレタン塗装で仕上げた無垢材のお手入れ方法

オイル塗装で仕上げた無垢材のお手入れ方法

オイル塗装は無垢材の風合いが活きるようにした塗装です。その代わり、ウレタン塗装の場合より、少しお手入れの手間がかかるでしょう。天然素材を使っているので、数年に一度はワックスがけが必要です。ワックスがけは見た目を良くするだけではありません。ちょっとした傷もワックスによって目立たなくすることもできるのです。ホームセンターでオイル塗装のワックスを手に入れ、気になる箇所にムラができないようにかけてあげましょう。

オイル塗装で仕上げた無垢材のお手入れ方法

無垢材の日々のお手入れは簡単です

こぼしてしまった水はきれいにふき取っておくこと

床に水分をこぼしてしまったら、すぐにふき取ってあげることでシミを防ぐことができます。それでも落ちない汚れは、中性洗剤を水で薄くし、固く絞った濡れ雑巾で拭いてあげてください。そのあとの乾拭きで水分をしっかり取り除くことも肝心です。水分が多すぎると床材の反りや割れの原因になってしまいます。そのほか、普段のお手入れは掃除機でのゴミの吸い取りで十分です。

こぼしてしまった水はきれいにふき取っておくこと

床にできた傷の補修について

無垢材の特性の一つとして、水分を吸収して伸縮するというものがあります。この特性を利用することで、床にできた傷を補修することができる場合があります。方法は簡単。水を含ませたティッシュや雑巾を置いて、その箇所に水分を吸収させるだけです。少したって様子を確認し、そのあとは、きちんとふき取ってあげましょう。そうしないと、逆に反りの原因にもなってしまいます。

床にできた傷の補修について

大きな反りや割れのような補修について

普段通り使っていても、床材は反りや割れが発生してしまったということもあるかもしれません。そんな時は無垢材の張替えも検討しましょう。そのままにすると危険な場合もありますからね。そのような状況になってしまったら、プロに依頼するのが得策です。

大きな反りや割れのような補修について

床の間に挟まったゴミもしっかり掃除しましょう

身近にあるつまようじを使って床のお手入れができます

日々のお掃除は掃除機でよいと思います。ですが、大掃除などではもっと細かいところまでお掃除して、無垢材本来の質感を長く楽しみたいものです。たとえば身近にあるつまようじ。これを使って床の間のほこりやごみを取るというのもよい方法です。きれいになった無垢材のフローリングになっていれば、足に触れる感触もまた心地よくなると思いますよ♪

身近にあるつまようじを使って床のお手入れができます

無垢材だから長く使ったときの経年変化も楽しめます

無垢材の醍醐味であり魅力は、その美しい見た目や心地よさ、そして何より経年変化を楽しめることです。新居に住みだした頃は、細かい傷も気になりナーバスになることもあるかもしれませんが、風合いが変わったり、素材が馴染んできたりと、経年変化自体は悪いことではありません。日々のお掃除と、年に一回の大掃除、そして数年に一度の塗装・ワックスがけなど、適切なお手入れを心がけて、心地よいお家のフローリングを維持していきましょう。